名古屋 栄のナディアパークのロフト名古屋が23年6月に閉店し、27年の歴史に幕を下ろしました。
ロフト名古屋のテナントにはモンベルが入っており、名古屋のアウトドアショップが減ってしまった事を残念に感じていました。
しかし、24年3月にロフト後にAlpen NAGOYAが入る事が決定!
Alpen NAGOYAは、東京・新宿のAlpen TOKYO、福岡・博多のAlpen FUKUOKAに次ぐグループ最大級のフラグシップ店です。
そこで今回は、Alpen NAGOYAを登山、キャンプフロアに注目して調査してきました。
・Alpen NAGOYAとは
・取り扱うブランド、製品
Alpenグループについて
Alpenグループは1972年に小さなスキーショップとして創業し、スキーブームを追い風に急成長しました。
その後、ゴルフ専門店のGOLF5や総合スポーツショップのsports DEPO、アウトドア特化型のAlpen OUTDOORS、Alpen MOUNTAINSなどへ事業を展開しているスポーツ小売り業界の大手企業です。
“スポーツをもっと身近に”を企業理念に掲げ、スポーツ業界のイノベーターとして独自性のある商品開発や工夫を凝らした店舗作りに力を入れています。
Alpen Nagoyaについて
Alpen NagoyaはAlpenグループが展開するGOLF5、sports DEPO、Alpen OUTDOORSのフラグシップ店を名古屋 栄のナディアパークに集めた総合スポーツ用品小売店です。
各フロア構成は
B1:GOLF5 FLAGSHIP STORE
F1~F3:sports DEPO FLAGSHIP STORE
F4~F5:Alpen OUTDOORS FLAGSHIP STORE
となっています。
特に、アウトドア用品を扱うAlpen OUTDOORS FLAGSHIP STOREは、愛知県内では東郷ららぽーと店に続き2店舗目となります。
どんなブランドや製品の取り扱いがあるか
今回は4F~5FのAlpen OUTDOORSを重点的に調査してきました。
で構成されています。
各フロアの取り扱い製品について紹介します。
4F:登山、トレッキング用品
登山、トレッキング用品は総じて大手ブランドが多めでした。
特にザック、ウェアは品ぞろえが豊富です。
ザックブース
大型ザックのブランドは、ドイター、グレゴリー、オスプレイ、ミレー、ミステリーランチと、大型量販店らしいラインナップとなっています。
一方でデイバッグはオルトボックスやサロモン、ブラックダイヤモンド等、名古屋の山ショップでは現物をあまり見ないブランドもありました。
ブラックダイヤモンドのパシュート30、サロモンのTX20など、ハイクとラン、両方使えるザックが多めです。
シュラフブース
シュラフはNANGA推しで、通路に面する区画が割り当てられています。
ISUKAのシュラフも奥に陳列されています。
登山靴ブース
登山靴はLOWA、SCARPA、LA SPORTIVAなどのメイン処のブランドがラインナップされています。
ザック同様一面に配置されていますが、特にTERREXについては個別ブースが設けられていました。
TERREXは総合スポーツブランド アディダスのアウトドアラインナップです。
ランニングシューズのノウハウがトレッキングシューズにどのように生かされているか、気になるブランドです。
ウェアブース
ウェアブースはフロア全体の1/3~半分の売り場面積でした。
こちらもメインどころのメーカーが多く、マムート、ミレー、fine track、カリマー、CHUMS、パタ、コロンビアなど品ぞろえが豊富です。
Patagoaniaは久屋大通に直営店が有りますが、在庫有無やポイント、店舗イベントに応じて、使う分けるのが良いかもしれません。
グループを含むポイント制度については過去記事にまとめてあります。
また、ウェアでもTERREXの取扱が有ります。
Alpenグループとして推しているブランドなのでしょうか。
機会が有ればじっぐり見てみたいと思っています。
キッズ&ベビーブース
キッズ&ベビーブースも大き目の区画が割り当てられ、品数も充実しています。
HELLYHANSEN、The North Face、CHUMS、Patagoniaと同じみのラインナップとなっていました。
クライミング用品の取り扱い
Alpen OUTDOORSなので、クライミングギアは少なめです。
写真の通り、棚半分ほどの取扱でした。
名古屋でクライミング用品を買おうと思うと、現状、石井スポーツしか選択肢が有りません。
なので、ここかAlpen MOUNTAIN 上社店に頑張ってもらいたいところです。
5F:スキー、スノーボード、キャンプ用品他
5Fはスキー、スノーボード、キャンプ、マリンスポーツ用品等が取り扱われています。
特にスキー、スノーボード、キャンプに注目して紹介します。
スキー、スノーボードブース
4月末でオフシーズンの為か、板の取扱は少なめでした。
VOLKL、NORDICA、HEAD等。
ゲレンデメインで、山板は余り取り扱いがなかったのは、少し残念です。
Alpen MOUNTAINS 一社店との住み分けでしょうか?
スキースノーボードブース自体、あまり広くなかったので、ハイシーズンにブースが拡張されることを期待したいですね。
キャンプ用品ブース
5Fの売り場面積の半分以上はキャンプ用品となっています。
スキー、スノーボードと異なりこちらはハイシーズンに入るためでしょうか。
DOD、ogawa等のほか、スノーピーク、コールマンについては専用ブースが設けられています。
5F中央にはスペースが設けられており、こちらでテントの試し張りが出来ます。
まとめ
名古屋に山道具を見に行くと石井スポーツ→好日山荘の順で回るのですが、Alpen NAGOYAも候補に入りそうです。
山道具とキャンプ用品を一度に見れるのが、大きなメリットと感じます。
一方、大手ブランドの取扱が多くガレージブランドが少ないため、他のショップとあまり差がないかなと感じました。
また、5Fのスキー、キャンプ用品の売り場比率が冬にどうなるかが気になる点です。
雪が降る前に、再度調査に行きたいと思います。
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